人と話すのが好きだ。
色んな思考や経験を聞けて楽しい。
そんな私は新卒で事務職で働いている。
GW明け、技術職の人が事務の部屋にお土産を箱ごと置いていった。
これはお昼の時間に事務職が社内全体に机にお土産を置きに行く。
非常にだるい
素直にそう思ったし、態度にも出ていただろう。
同期とも「昭和すぎる。昼の時間喰われた」と話していた。
これが慣習だとしても変えた方がいいと強く思い、いつか提案しようと意気込むと同時に、やる意味が何度も考えても分からず心をモヤモヤさせていた。
そんな中、大学の事務室に顔を出しに行った。
他愛もない話をしたあとに、軽い気持ちでお土産の話をしてみた。
そうすると、40〜50代の事務の方が
「昭和的かもしれないけどね…」
と切り出して、
・お土産を渡す際に話すキッカケができる
・お土産を全員分買うことで、周囲に気を遣えるアピールができること
・配る際に気前よく受け取った方が、社内で生きやすくなる、可愛がられる
など熱く語っていただいた。
その時に納得することもあったが、全部が腑に落ちたわけでは正直ない。
しかし、『年齢が高い方はこういうことを考えているんだ』と知れたことがすごくよかった。
大学の事務室の方も「若い子がどう考えているかわからなかったから、色々聞けてよかった。相手の気持ちを想像するだけじゃ、やっぱり完全にわからないもんね」とおっしゃった。
その言葉を聞いた時に、あれだけ人と話すのが好きなのに、わからない思考に会った時に質問する、コミュニケーションをとることを忘れていた私に驚いた。
思考の違うことで忌み嫌っていたが、違うからこその歩み寄りが大事なんだと深く思った。
あとは事務室の方から
・信頼貯金
・人間関係はギブアンドテイク
・若い頃ほど突っ込んでしまう
・組織にいる以上ある程度のことには従わなければいけない。それが嫌なら企業すべき
など話を聞いて、なんだか肩の力がストンと抜けた。
何をこんなに力んでいたのかなって思うほど、自分はツンケンして視野が狭くなってしまっていた。
コミュニケーション大事。
明日からは少し気持ちを楽に会社に行けそうだ。
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